5月, 2014年

トレシーバという新しい持効型インスリンがでました。

2014-05-30

トレシーバという新しい持効型インスリンがでました。従来のランタスは皮下にとどまるためバラツキが出て、体調や温度により効果にバラツキがでます。皮下のpH7.4で等電点沈殿をおこし、徐々に溶解・吸収されるためです。効果持続は24時間のため24時間経つと、血中濃度が下がってしまい、血糖が上昇する可能性があります。

レベミルは作用時間が24時間もたず、1日に2回打たなければならないケースもあります。持効型といっても山、谷があり、血中濃度が時間が経つにつれ低下していきます。トレシーバはこの2つを改善したもので、効果の持続が42時間のため24時間経っても、血中濃度は一定に保たれ、保たれている間にトレシーバを追加するので、血糖の上昇を抑えられます。リキスミアとの併用は認められていますが、ビクトーザとの併用はまだで現在申請中で、、H26年内には承認予定です。トレシーバフレックスタッチペンですと、薬液とペンが一体となっているため高齢者でも使いやすいです。トレシーバペンフィルは薬液をペンにセットしなければなりません。(^◇^)

他のインスリンとの併用も認められていますが、トレシーバは空腹時血糖を下げる薬剤であるため、速効型もしくは超速効型インスリンとの併用が望まれます。(^_-)-☆

SGLT2阻害薬という血糖降下剤

2014-05-29

新しくSGLT2阻害薬という血糖降下剤が出ました。(^◇^)
SGLTはナトリウム勾配を利用してナトリウムとグルコースを同時に細胞内に輸送する蛋白である。
SGLT2があるからには1,2,3,4、・・6アイソホームが存在するはずで、現段階でわかっているのはSGLT1~SGLT6までである。腎近位尿細管にはSGLT1と2が発現している。
近位尿細管で吸収されるグルコースの約90%はSGLT2を介して輸送される。そこでSGLT2を阻害してやればグルコースが再吸収されず尿中に捨てられて、血中の糖濃度が下がる。そこで開発されたのがSGLT2阻害薬である。SGLT1はグルコース親和性が高いが輸送容量は小さく、SGLT2が吸収できなかったグルコースを輸送する。
SGLT1は小腸にも発現しており、SGLT1を阻害すると小腸からの糖の吸収をおさえるが、SGLT1阻害薬は重大な副作用として致死的な下痢があるためSGLT1阻害薬は開発されなかった。
現在発売中のSGLT2阻害薬はスーグラとフォシーガとアプルウェイである。
フォシーガは副作用として0.1%だが膀胱癌と乳癌がおこりえる。(^^♪
スーグラは発癌性は人では治験していないが、ラットの実験で褐色細胞腫が発生する頻度が高まる。

SGLT2は尿中に糖をすてるわけだから、膀胱炎や性器感染をおこしやすく、尿の浸透圧が高まって脱水をおこしやすく、頻繁に水分を補給しなければならない。発癌性については、いずれも今後の経過をみないとわからない。
平成26年の12月までにあともう3種類のSGLT2阻害薬が発売予定であるが、SGLT2にもっとも選択性が高いのはアプルウェイとされている。( `ー´)ノ

12日午後から13日午前にかけての台風について

2014-05-11

12日午後から13日午前にかけて悪天候の場合は休診になる可能性があります。

休診の場合はHPにてご連絡いたします。

よろしくお願いいたします。

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